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  • Chie Nishimura

正真正銘のスローフード!FISHSTANDのフィッシュ&チップス




以前Ring the Bell HAYAMAのライブでもご登場いただいた、まぐろの加工品ショップ FISHSTAND が、ついに自社のまぐろを使ったフィッシュ&チップスを食べられる実店舗をオープンさせると聞いて、訪ねてきました。


FISHSTANDは三浦半島は城ヶ島を拠点とするまぐろの卸問屋「三崎恵水産」が母体で、まぐろの加工品を手がけるショップとして、女将の石橋 悠さんが商品開発から情熱をかけて育ててきたブランドです。(FISHSTAND設立ストーリーはこちらの記事から https://www.ringthebell.shop/post/20211217


イタリアを拠点とするスローフード協会の三浦半島支部の仲間でもある彼女からは以前に”美味しい野菜と魚でフィッシュ&チップスを作れたらいいな”という想いを聞いていたこともあり

実店舗の話が出てからわずか2ヶ月ほどでオープンに至ると聞いて、この行動力の凄まじさたるや、脱帽です。


スローフード仲間と共にわくわくしながら向かったのはプレオープンの日でした。

白を基調とした店構えはシンプルで、トレードマークのまぐろのイラストが看板に。

店内に入ると、まぐろに合う調味料や食材なども並び、「目利き力」を感じます。





そして今回のメインであるフィッシュ&チップスは、FISHSTANDの本気そのもの。


注文してから揚げてくれる大きなまぐろのフリットは食べ応え満点!

そしてポテトもほくほく。

オリジナルのディップを何種類か食べ比べながらつけて食べるのも、たのしい。


そして何よりも、目の前に船が並び、空にはかもめや鳶が飛び交い、水面には魚の姿が見え隠れする海を眺めながらフィッシュ&チップスを頬張るだなんて、なんて贅沢なのでしょう。





このまぐろのフィッシュ&チップス、ただまぐろを使っているのが新しいという訳ではありません。


お店が「私たちのFISH&CHIPS」として説明されているのを引用して紹介させていただきます。


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私たちのFISH&CHIPS


-フィッシュ

三崎まぐろのハラモ(加熱に適したふわふわトロける筋が密集した部位)=大トロを使います。まぐろ全般を網羅して仕入れられる問屋だからこそ出来るクオリティと価格で。


-チップス

北海道の村上農場から仕入れます。

作付けされている約20種類の芋の種類から一番フライドポテトに合う品種を選びました。

状況に応じて出来る限り農薬や化学肥料を抑えた特別栽培。


-オイル

口にする油は健康上とても重要だと考えます。地中海蓄養まぐろの買い付けと共に、トルコの自然そのもののオリーブオイルを特注で送ってもらっているもの、日本人の主食 である米と米糠を原料にした米油で揚げていきます。


-ヴィネガー

フィッシュ&チップスに欠かせないのが名脇役のお酢。10年もの歳月を経て熟成させる「富士手巻きすし酢」がまるでモルトヴィネガーさながら、贅沢に使います。


-塩

パタゴニア地方の天日湖塩を使います。塩の売上の1%がその地方の環境保全に還元されます。


-ディップ

ベースのマヨネーズから手作りしています。オリジナルスパイスのフィッシュスパイスソルトRED・YELLOW・GREENを味の要に3種類用意しました。



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そう、イギリスや海外では一般的にはフィッシュ&チップスというとファーストフードの類ですが、

FISHSTANDでは本物の食材を自分達の信じる生産者の方々から仕入れて作る、スローフードそのものなのです。


商売をする上で、どうしても考慮していかなければならないコストと効率。

趣味の料理ではないのだから、ここもそろばんを弾きながら、しかし妥協せずに納得したものをつくりあげていく。

言うは易し、しかしこれを行動として落とし込み、継続させることは想像以上の努力が必要なのです。



さらにドリンクメニューに並ぶ「フィッシュブロス」。

まぐろを加工する際に出るマグロの骨などを野菜と煮出したスープなのですが、余すところなく食材を使おうとするまぐろ問屋ならではのこだわりで、これを見た時は さすが!!とシビれました。


食を扱う仕事として自分達の仕事の意義を確認しながら、食材=「いのち」と真摯に向き合う姿には頭が下がる思いでいっぱいになります。

そして私自身、自分の信じるものを信じ続ければ良いという気持ちを後押ししてもらう、そんな勇気をもらうのです。



まぐろ問屋が次世代にまで伝えたいこと。

それを社長の妻として、会社の一員として、そして一人のファンとしての目線で

おいしく、わかりやすく、楽しげにアウトプットし続けていくさん。

子育てをひと段落させた後、温めてきた構想であるマグロのコンフィの開発から製造販売を手がけ、精一杯走り続けていたと思ったら

フィッシュスタンドの店舗の立ち上げと運営へとさらに駆け抜けていきます。




「大変だよ〜」と笑う小さな体のどこに、エネルギーの塊が隠れているのだろうと毎度驚かされるのですが、

自分の信念とやりたいことに焦点を当てていたら、パッと現れるタイミングという名の波に乗ることができて、次のステージに自然とシフトしていくのかもしれない。

そんなことを彼女から教えてもらっている気がします。


想いも熱々のフィッシュ&チップスを、ぜひ食べに行ってみてくださいね!




FISHSTAND

〒238-0237 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島658-142

https://www.instagram.com/fishstand_misaki


営業日: 毎週木・金・土

時間: 10:00〜16:00





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